最近の米国市場が荒れていますね。
アメリカの中央銀行による財政出動を少しずつ少なくしていくテーパリングが行われています。
2022年の6月ぐらいまでの計画だったものが早まる検討がされたり、テーパリング終了すると金利が上昇していく懸念からハイテク株を中心に株価が下がってきています。
そんな最中にコロナウイルスのオミクロン株の発生が世界の何ヵ国で確認され経済的に悪影響を及ぼしています。
僕の米国株の資産もだいぶ目減りしていますよ。
予想はむずかしい
株価が下落していく中でありますが株価が上がるのか下がるのかを予想するのはとても難しいですよというお話です。
株の売買をするにはある程度調べて決算発表やプレスリリースなどを参考に予想して売買していくでしょう。
短期的なデイトレードやスイングトレードでは板だけをみて売り買いを繰り返したりすることもあります。
長期的に株を保有する場合は投資対象の成長性に期待して株を買います。
これらのどんな投資であっても未来のことを予想することはかなり難しいということが言えます。
そして専業のトレーダーでないのであれば長期的に保有し、一時的な値動きに翻弄されることなくどしっと構えた投資をしたいものです。
短期的には暴落とも思えるような値動きに見えますが、全米株ファンドVTI、S&P500VOO、のチャートを見てみると日足で見れば暴落とも思えるような動きに見えても月足でみるとほんの少ししか下がっていないのです。
毎日トレードして株価の上下を捉えて利益を最大化しようとすればこういった局面ではかなり忙しくなるでしょう。
長期的な投資であればこの値動きに反応して売ることはしないほうが良いと思います。長期ではあまり下がっていないからです。
色々な要素により株価が上がったり下がったりしていますがそれを予想していくことはプロのトレーダーでも難しいことなのです。そういった市場の中で資金の少ない個人投資家が利益を上げ続けていくことは至難の業といえます。資金力のある機関投資家に翻弄されてしまうでしょう。
株価の上下の予想はできないものと割り切ってしまうのがおすすめです笑
インデックスファンドの積みたて
やっぱりインデックスファンドの積み立てがいいですよね。
つみたてNISAやIDECOに毎月積み立てているのは動かすのもやめるのも大変ですし自動的に投資できるのでいいですね。気絶していても寝ていても資産を増やしていけます。
S&P500などのインデックスファンドは過去に何度も大きな下落がありましたが市場はずっと成長してきました。
毎月一定額を積み立て運用することでドルコスト平均法によりリスクを軽減しながら資産を増やしていけます。
今回のような株価が下がっている時期の投資を逃すと資産を効率よく増やすタイミングを逃したことになりますので下がっているからといって焦って売ったりしないでくださいね。
むしろ今が買い時です。毎月一定の金額を買うことは株価が安い時には数が多く買えることになります。愚直に毎月買い続けることが大事であるというわけです。
インデックスの積み立ては一度設定して仕舞えばやることはほとんどなくほったらかしでいいので楽ちんです。
何度も言っていますが積み立てNISAやIDECOのをやったら次は楽天カードクレジット決済とポイント投資がおすすめです。
僕もやってます。これで楽天バンガード全米株投資信託VTIに積立しています。
これからも続けていきますよ。
下落局面での買い増しはあり
さらに効果絶大なのは下落局面での買い増しです。
現金動かしやすい現金を常に準備しておくことが必要ですが下落局面で買い増しできたらいいなと思います。
少しでも買い増しできるように全力で投資しないで現金を持っておきましょう。
株価が下落しているのを察知できるのは自分が相場にポジションをとっているからこそできることなのでインデックスの積み立てでもやっていて値動きを見ていればわかると思います。
インデックスファンドの積み立て投資は投資信託でやっていますが、買い増しするときはETFで買っていくのが手数料が安いのでおすすめできる手法です。
僕はこの時にVOOを買います。S&P500ですね。
以前はSPYD、HDV、VYM、LQDといった高配当ETFの代表みたいなものにしていましたが細々とするのがめんどくさくなってVOOのみにしました。
僕の場合。主要な投資先はこうです。
- 積み立ては楽天VTI
- 買い増しはVOO『S&P500』
- 分配金狙いはアライアンスバーンスタイン米国成長株Dコース
- その他、個別株
こんな感じの構成にしています。
今回の下落の中で少し買い増ししようと思っています。
やめてはいけない
相場から降りてしまうのはもったいないです。株が暴落してしまうとメンタル的にやられて売り逃げしてしまいたくなりますよね。
でももともと決めていた投資先に将来性や成長性に信頼を置いていたら暴落した時に売ってしまうのではなく買い増ししてもいいはずです。
株価が下がり、証券会社のマイページの資産の評価額を見ていると総資産の目減りがすごくてがっかりしてどうしようと思ってしまうものです。
すぐに使うお金を入れているわけでもないのですから資産が減った増えたに一喜一憂するのではなく機械的に下がったら安売りしているから買いに行くのがいいです。暴落はチャンスでもあります。
ただ資産が小さく溶けていくのを見ているだけは辛いと思います。だからこそ少しでも買い増しして逆転をねらいにいきましょう。
株価が下がっているからといって売ってしまうのはやってはいけないダメな一手の代表です。
インデックス投資であれば経済成長そのものに投資しているようなものですし、S&P500のようにアメリカを代表するような会社に投資しているのであれば信頼して買い増しするのも悪くないと思います。
相場が悪いと気分が落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが長期的な目線でみると今の状況は暴落ってほどでもありません。
続けていればいいこともありますよ。
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