ほんとはいらない生命保険

おはようございます。

今日は生命保険のお話をしてみます。

みなさんは生命保険はどうしていますか?

ぼくは仕事で生命保険の関わりが多いですし、お客さんに生命保険の営業マンも多くてかなり攻められています笑。

そんな環境で仕事していますので過去には色々な保険に加入させられてはやめるというのを繰り返しお金を無駄にしてきました。

そんな経験もあり本当は保険なんていらないんだよなと身に染みています。

そして今リアルでがん保険のおすすめをされています。

今まで生命保険に対し持った知識で武装しているものの仕事関係の付き合いでほんとに断りづらいんだよなぁ。

自分で再確認のためいかに生命保険がいらないものなのか投資でお金を増やそうと考えているのであればそのお金は投資に回したほうがいいですよということを書いてみます。

生命保険の構成

生命保険って大まかに3つに大別できます。

  • 定期保険・・・・掛け捨ての保険です。
  • 終身保険・・・・補償は一生涯ってやつです。
  • 養老保険・・・・保障期間の満期があって満期保険金が返ってくる。

基本はこれに死亡保険や医療保険、がん保険、積立保険、などの保険を何にかけるかという対象があります。

これは大まかな構成ではありますがこれベースで魅力的に見えるようにいろいろ考えて作られています。保険会社もたくさんありますし保険商品もたくさんありますよね。

すごくわかりづらくなっているのですが入らなくても大丈夫な保険がほとんどです。

よく加入していそうな積立保険、医療保険、がん保険で不要な理由を説明します。

だいたいテレビでCMやっているものには利益がたくさんあるんですよ。

売りたいから広告出すんですよね。

あまり言うと怒られちゃうので控えめにします💦

世の中の見方を変えてみてください。裏側を見るようにすると当然のことに思えると思いますよ。

積立保険

僕の勤務する会社でもだいぶ前の話ですが死亡保険金1000万円の貯蓄性のある積立保険をもっているのが立派であり最適解であるような言い方をしている時期がありまして、外資系生保でも損保系生保でも営業の人がよくこれ進めていたのを覚えています。

大手の国内生命保険会社の10年更新のパッケージ保険をどんなに無駄であるのかを説いていました。それに対してこれらの積立保険であれば支払った保険料の合計が少し増えて返ってくるというもっともらしい理由で売っているのです。

僕にしてみればどっちもどっちで無駄でしかないと思っています。

こんな言い方をすると保険屋さんに怒られそうですね。

でも僕も何度も付き合いでとか、お金貯まるからいいかとか、3回は入ってしまっています。

積立保険が無駄な理由です。

保険料が高い

積み立てしてお金も貯めていく性格上、月々支払う保険料がすごく高くなってしまいます。

1000万円貯めようと思ったらそれなりに支払う必要がありますので当たり前です。支払いが重いので途中で生活が変化して続けられなくなり解約する人も多いです。

途中解約で解約返戻金が支払った保険料の半分になってしまうというのはよくあることです。

同じ死亡保障であれば定期保険のが安いですし、子供が小さいうちだけ保障を大きくして、歳をとるにつれて補償額を減らしていく所得補償型の掛け捨て保険で十分です。

個人的にはこれですらいらないと思っていますがどうしても不安であれば入ってもいいのはこれぐらいでしょうか。

保険は何かあって場合の備えなんですから保険と貯蓄は切り離しましょう。

圧倒的に低いリターン

貯蓄として考えた場合そのパフォーマンスの圧倒的な低さに驚きます。

たとえば毎月8000円25年間積み立てを続け支払い総額240万円に対して25年後に解約すると110%の264万円になります。という積立保険があります。これはよくあるパターンでこれで死亡保障が300万円ついていたりします。

死亡保障がついているにしても25年間積立し続けてのリターンが264万円にしかならないのです。保険でお金を貯めることは手数料が高く自分が儲かるのではなく保険会社の儲けになっているということです。契約者から集めたお金を運用して利益をだすのが保険会社です。

この8000円を5%で運用できる投資信託で積み立てていたら25年後のリターンは480万円で2倍に増えています。

途中で解約しても積み立て保険のように元本の半分になってしまうこともなく積み立てて運用したぶんはちゃんと返ってきます。

お金も貯めたり運用したいのであれば積立保険は必要ありません。

最終的には積み立てたお金が戻ってくる保険ですけど保険会社の利益が一番大きいのが積立保険とも言われています。

保険金の支払いの大部分は自分で払い込んだお金ですからね。

自分でインデックスファンドにでも積み立てておけば余程増えると思います。

医療保険

医療保険は入院するかもしれない、手術になるかもしれないといったことに対して備えておくことです。

これは死亡よりよくありそうでイメージがつきやすいので必要だなぁと感じると思います。

しかしながら実際には国民皆保険である国民健康保険でほとんどカバーできます。

高額医療費制度だってあります。

しっかり貯蓄をできる人であればこれも病気になってしまって入通院が必要になっても払えますよね。

保険料の6割が手数料だと言われている世界ですよ。

自分で準備しておくことができない人が強制的に準備してもらうための罰金と思うと支払う気を無くしませんか😆

がん保険

これも医療保険と考え方自体は変わりません。

がん保険については、『もっと食べ物に気をつけよう。』と言いたい。

日本人はがん患者が右肩上がりに増えています。

そのほかの先進国ではいま癌になる人は減っているのです。

日本では食品添加物や石油を使って生成された食用油などもそうだし、

小麦を多く取るようになり、牛乳も給食に出すようになっています。

日本の一般会計ではこの40年で医療分野に6兆円から37兆円に変わっています。特別会計を足したら100兆円を超えるそうです。それだけお金をかけているのにガンや高血圧の患者が増えているのか。

なぜ一生薬漬けで生かされるのか。ガン保険や医療保険の商品は外資の保険会社の商品しかないのか。

世の中には闇があります。気づかないといいように誘導されてしまいますよ。

同じ40年前、建設や教育は医療と変わらず6兆円の一般会計

の予算がありましたが今は減らされています。

人の命に関わることであり何も言えなくなってしまうのかもしれませんが明らかにこれは利権です。

製薬会社は食品を作って、病気になったら病院通い、毎日薬を飲んで、さらに病気になる。

それに備えて保険に入ろうというふうになる。

食事に気を使うのがやな人は医療保険やガン保険に入るしかないかもしれませんね。だけど受けられる保証は自分が保険料を支払った期間が長くなればそれだけ貯蓄たのと大差ない結果となるでしょう。

保険の役割を理解しよう

そもそも保険の成り立ちはみんなで何かあった時のために備えておこうというのが始まりです。

何か起こっても自分自身で備えておければそれでもいいのです。

資産形成のつもりで年金保険や積立保険にはいるのはやめたほうがいいんです投資は投資、保険は保険です。

日本には国民健康保険がありますし、家をローンで買った人には団体信用生命保険という大きな補償のついた生命保険があります。

自分で加入する保険は結構最低限で共済で必要なところに必要な期間だけ補う程度で十分でそのお金は運用に回して少しでも早く自分で対応できるような資産を作ってしまうのがおすすめです。

貯蓄性の保険の満期返戻金がいいやつで25年115%ぐらいですかね。

これは年利回りにすると1%です。

米国債10年債が3.58%

30年債では3.72%です。

全米株や全世界株のインデックスファンドでも5%ぐらいあります。

株にはリスクもありますが長期間保有すれば落ちついてくるのではないかと思います。

保険に入るよりまずは老後2000万円問題を解決してしまうのがおすすめです。

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