日本はもういい国ではなくなっている

今回は少しというかだいぶ暗いタイトルだなぁ。

たまには世の中に対する愚痴ですよ。

こういうことって言い始めたらキリが無いですけどね。

世の中こんなんですけど自分だけはポジティブに生きていきましょうという思いを込めています。

良いも悪いも全部自分が決めること。あなたが住んでいる世の中はあなたが作っています。

自分がどう思うか次第で世の中の見え方が変わってきます。

これからは個の時代になっていくでしょう。一億総起業時代なんて言ったりしている人もいますね。自分が自分自身をより良くしたり、家族を守ることをしていく能力が必要になってくると思います。

日本に住んでいても、会社に勤めていてもそれに依存しすぎていては生きていけなくなるかもしれませんよ。

日本はいい国ではない

日本のいい国でないと思うところをざっくりと挙げていきます。

30年間も経済成長していない

日本は30年ぐらい経済成長していないんです。日本は先進国だからとかよく言いますけどアメリカやヨーロッパ諸国はちゃんと成長しています。

1989年に導入された消費税さらにバブル景気は崩壊します。消費税は1997年に5%に引き上げられ、2014年に8%、2019年に10%と段階的に増税してきました。

強制的に物価を引き上げているので国民は多くの物やサービスを買うことができなくなるのは言うまでもないでしょう。

社会保険料の引き上げや医療費の負担割合など国民の負担は増えています。これも税金と解釈してみるとかなりの重税ですね。

税を財源と考えるというのは間違いなのでしょう。日本政府はお金を発行して公共事業をどんどんやるべきでしょう。国のやるべきことはプライマリーバランス黒字化とか言ってないで国債でやりなさいよって感じです。消費税は所得の低い人にとってより負担の重い税金ですから無くして仕舞えば確実に景気は良くなります。

消費増税の裏には法人税の引き下げもあります。いろいろともっともらしい言い訳をしながら誰かさんが儲かるようにいいようにやられています。政治家のスポンサーは大企業ですからね。

そして所得税の超過累進税率は最高税率70%が45%になって所得の多い人の負担が下がりました。そして超富裕層は株の利益所得として得る部分が多くなってきますが、こちらには所得税と切り離した源泉分離課税20.315%がかかります。

でもこれは所得税住民税で課税されるよりもだいぶ安いです。

大富豪の収入は株式からの配当金が一番大きかったりします。会社の役員は報酬を自社株でもらっていることも多いでしょう。

実際有名な高所得な経営者が平均的な国民よりも税金を納めていないなんてのは良くある話です。

富裕層や法人向け節税メニューはたくさんあります。

日本のいいところは売られ、よくないものは買わされている

これなんだよというようなひどいものが日本に入ってきているんです。

細かくいうとキリが無いです。

ここではほんの一例だけにとどめますが、悪法は何かの騒動の裏側でいつの間にか決まります。気になる方はぜひご自身で調べてみてください。

たとえばイギリスやフランスでうまくいかなくて撤退した水道民営化。しかも外資が運営しています。同じ会社です。これをやるために法改正までしています。

水大事ですよね。民間企業に任せて大丈夫でしょうか。営利企業ですから儲けるために設備投資を怠ったり、質の悪い水に薬を混ぜてなんとなく使えるようだ。というふうになりませんかね。

過去の郵政民営化も350兆円ともいわれる日本の資産がアメリカにながれていきました。こんどはは農協の持つの150兆円の資産が狙われているようです。

最近では日本の苗や種を取り上げています。自家栽培できないように種子法、種苗法を改正して農家は毎年種を買わなければならなくなり、一度実をつけた苗から種をとってもその種からは実がならないように作り替えられています。

さらにはアメリカのモンサント社の除草剤に耐えられるように遺伝子組み替えやゲノム編集されています。もともと日本で作られていた種苗たちはアメリカに行って品種改良されモンサントの特許権で保護されてしまいました。

原材料だけではありません。日本ではダントツで食品添加物が認可されています。150種類ぐらいあります。その量はフランスの10倍ぐらいあるようです。認可されていなくても表示義務のない製品に混ざっているる場合もあります。あと2年ぐらいで『遺伝子組み換えでない』という表示もしなくても良いことになるそうです。

今年東京オリンピックがありました。そのときに韓国の選手団が日本の食品は食べられないからということで自国から食料を持ち込んできたのはそういった理由があります。

これらはほんの一部に過ぎないのです。さまざまな日本の資産は献上され、儲かる仕組みをインストールされまくっています。

あまり詳しくは言えないのでこの辺りにしますが、実際に世界の大資本家のやりたい放題になっていませんか。

堤未果さんの本が参考になります。

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貧困化していく国

サラリーマンの給料はもう何十年も変わっていないのに物価は上がっています。他の国が成長しているんだから当たり前ですが海外のものは高くなります。

コロナ禍前はインバウンドとか言って外国人に観光にきてもらって外貨を稼ぐと息巻いていましたよね。あれって日本が安い国になっているからです。

昔は日本人が海外旅行に安くいけたのと同じです。

何だかんだ企業の生産活動はどれだけ利益を上げることができるかですから、日本よりさらに安い国で生産をして高い国に売るというのが普通に儲かるのは良くわかります。

生産活動は東南アジア諸国で行われていることも多いですし、日本で働く労働者も技能実習生という名目で東南アジア諸国からの外国人を毎年何千人も受け入れています。

高齢化対策といってますけど、安く労働力があったら競争の原理で日本人の給料まで安くなってるんです。

そのうえ重い税負担、社会保険料の値上げ、医療費の負担割合の増加など今や共働きが当たり前、70歳まで働くのも当たり前になっています。

海外からはこんなに働く国はない。それなのに貧乏で貧しい暮らしぶりに見えているのです。日本国民が悪いのではなく政策の失敗によるものだということもお見通しのようです。

それでも日本で生きていくには

そんな日本ですがいいところもたくさんありますし、生まれ育ったところですから馴染みのある場所は捨てがたいものがありますよね。

だからこそこれからは個の時代なんです。会社に雇われていることだけが生きる道ではないのです。

自分のビジネスを持つ。稼げそうなことをいろいろやってみること小さく始められることであれば失敗してもまたやり直せます。お金をかけずに大きなリスクにならないビジネスを作りましょう。

そして稼いだお金はつみたてNISAやIDECO。株式投資や不動産投資などで増やして資産を多く持つことで生活の足しにする。株主を優遇する大企業のやり方をうまく使うのです。

フランスの経済学者のトマ・ピケティの『21世紀の資本』という有名な本によると

r>gという不等式。資本収益率>経済成長 になっているということです。

つまり資産運用で得られる富は、労働で得られる富より大きく成長していくという意味で株が年5%成長をしても給料は5%も上がらないといったところでしょうか。

自分自身の力で生きていくスキルを身につけていくことはたくさんあります。

僕は釣りが趣味です。食べない魚ばかり釣っていましたがこれからは食べられるを釣ってきて自分で捌いて料理しようと思っています。包丁、まな板などの道具を揃えて楽しみながら始めました。

完全に素人ですけど野菜も少し作っています。有機栽培で作れたらいいなと勉強中です。

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自分自身は成長しよう

結局は自分自身が成長するのは大事だよねってことが言いたいんです。

投資のことだけでなく色々なジャンルの勉強をしていると段々と全てがつながってくる感覚が出てきます。

ぼくもはじめは投資の勉強から始まって世の中で起きている色々なことが知りたくなってきました。

世界で起きていることを読み解くためには本をたくさん読むことが大事です。

ベースとなる知識を本で十分つけた上でYouTubeやニコニコ動画などのメディアを活用します。

そして一般的なメディアである新聞やテレビを見るとなんだか自分の持つ知識との歪みが見えてきます。

報道だけではなく価値観の歪みなんかを感じたりします。

世の中はなぜ成長しなくてはいけないのでしょうか?

それってだれが一番得するんですかね??

確かに便利にはなっているようではありますけど・・・

疑問はたくさんあります。

知らずに生きるよりは知ったうえで生きていたいなぁと

勉強して自分自身は成長し続けてもいいと思います。

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