先週アメリカでシリコンバレー銀行が経営破綻しました。
それに続いて、シグネチャー銀行も破綻。
さらにスイス銀行大手クレディ・スイス・グループの株価が半値まで急落してしまった。
そのクレディ・スイス・グループを同じくスイス銀行大手のUBSグループが買収することがすぐに決まった。
なんでこんなに早く決まったのか?株価半値だし、スイス政府もお金出してるし、
深読みしてするとこれってもう話できてたんじゃないのかと疑ってしまうんだなぁ。
クレディ・スイスって170年ぐらい歴史ある銀行なんですよ。
市場に参加している投資家が不安に陥り、株を投げ売りした後に、安く買うという、とても都合の良いことも裏側ではおきていると言うことです。
物事をどのような面から見ていくことによって全く見え方が変わりますよね。
それにしても世界の金融市場にまで広がってきそうな大きな出来事ですね。
コロナ以降の世界は不安定でなにがあるかわからない状態です。アメリカでも多額の国債発行からインフレが加速し、10年債利回りと2年債利回りが逆転する逆イールドが発生しています。これから不況が来るサインが出ている状況でどこに投資していいのか信用できる投資先がないと言ってもいいぐらい混乱中だと思っています。
まあ自然にこんな世界になっているというよりは見させられていると考えています。
最近はこのような動きが多くの分野であると感じます。
グレートリセットってなんだろう
グレートリセットは世界がより良くなるように、経済・社会・環境に関する仕組みを見直し刷新しようと言う取り組みのようです。世界各国のリーダーの集まるダボス会議での議題なっています。
最近は、コロナウイルスの蔓延して飲食店の営業に大きな変化があったり、テレワークを取り入れる企業も増えなど働きかたも変化しました。
世界中みてみると紛争が各地で起きたり、環境破壊や資源不足、食糧危機などさまざまな問題が起きています。
これらの価値観の変化はグレートリセットの予兆と言われ、世界が一気に変わるのではなく少しづつではあるけれど始まっているとも考えらるでしょう。そしてこの流れは加速していくと思います。
グレートリセットはそれまでの常識が大きく崩れる示していますが、その目指すところはより持続可能な社会や経済の実現だということです。
グレートリセットは、経済の再構築を目的とした世界の提案であり、不平等の解決を目指しています。グレートリセットには、様々な分野での政策説明がありますが金融投資もその一つです。
金融投資は、グレートリセットの中で重要な役割を担う分野の一つとなっています。これまでの金融投資は、主に短期的な利益追求が中心であり、環境問題や社会的不平等を解決しています。しかしグレートリセットでは、長期的な持続可能性や社会的価値を重視した投資が求められています。
具体的には、グリーン投資やESG投資が注目されています。長期的には、社会的価値の向上や持続可能な経済の実現につながるとされています。
個人投資家はどこに投資したらいいのか
これまで経済では世界経済は成長し続けると信じられ、右肩上がりの株価を長い間続けてきました。上がったり下がったりしながらではあっても米国株は100年で見れば上り続けていました。全世界株も世界は成長し続けているから上がっていくのが当然のように言われ、今では全世界株や全米株のインデックスファンドに投資し続けたら全てオーケーみたいな感じがあります。ほんとうにそれで大丈夫なのということを考えていきたいと思います。
グレートリセットというと世の中が大きく変わってしまうのでネガティブなイメージとなりますけど全部がそうではないと思っていたほうがいいです。
環境への取り組みやテクノロジーの革新、単なる営利目的ではなく社会全体に貢献するような企業活動が行われると考えられます。
これから世界の金融機関が投資する先はこのようなセクターが中心となっていくでしょう。
具体的には、ESG投資やグリーン・エネルギー、ヘルスケアなどの分野は、グレートリセットに向けた取り組みが進んでいる分野であり、今後ますます需要が高まることが予想されます。
これが実際いいことなのかとか思想や倫理的にどうとかは考えないです。全く別の話です。世界がこっちの方に行くと言いているから投資するならどうするのかと検討する材料です。僕はすぐに裏側を読みたくなるので表向きはこんな感じの耳障りのよいことであっても本当にそうかなと思っていますけどね笑
- グリーン・エネルギー: 現在の社会問題の中でも最重要課題である環境問題に対応するため、グリーン・エネルギーに投資することが注目されています。 太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギー企業への投資することができます。
- ヘルスケア:世界人口の高齢化により、ヘルスケア関連企業に対する需要は増加傾向にあります。医療機器や医療用医薬品、バイオテクノロジーに関連する企業に投資することができます。
- テクノロジー:今後も高い成長率が期待されているテクノロジー分野に投資することができます。 特に、人工知能やチェーンブロック技術、自動運転車など、次世代の技術に関する企業に注目が集まっています。
- ESG投資:企業、社会、境界の3つの要素を考慮したESG投資にも注目が集まっています。の社会的責任や環境負荷を考慮した投資が求められる中、ESG評価が高い企業に投資することができます。
金融投資についてはこれらの分野が中心となってくると思われます。
インデックスファンドもリバランスされているので中身はこのようになっていくと予想できます。もともと世界で力のある企業で構成されているので確かに安定感はあります。しかしながら世界経済が成長拡大していれば良いのですがマーケット全体が縮小に向かっていくことや世界経済の崩壊の危機となると話は別です。
株式は会社の一部のを所有しているので金融資産ではありますが現物投資の要素がないわけではありません。しかしその評価はお金の価値や金額で成り立っていて株券は投資した会社に対して持つ権利であって現物そのものではありません。
大きく変化して先行き不透明な状況であるときには、株式だけでなく他の投資先にも分散投資することも検討したほうが良さそうです。
分散投資
投資の目的は利益の最大化ですが、資産を守ることを検討した場合はそれだけに限らなくなってきます。分散投資が大切です。
投資の格言に『たまごを一つのカゴに盛るな』という言葉があります。
株も全世界に広く分散しているほうがいいでしょう。
株だけでなく、債券、コモディティへの投資も検討できます。
金融資産だけでなく現物投資としては不動産や金が検討できます。
車や時計も投資になるものもありますね。
現金や仮想通貨で持っておく部分もあってもいいと思います。
僕がどうしているか投資先はこんなところです。
・外国株式インデックスファンド 確定拠出年金です。
・先進国株式インデックスファンド 積み立てNISAです。
・先進国株式インデックスファンド 積み立てNISA
・アライアンスバーンスタイン米国成長株ファンド 分配金が欲しいので・・
・米国株の個別銘柄、ETF
Oxfordキャピタルレターの情報を参考に広く薄く分散しています。ここには社債や国債や金やREITなんかも入っています。
・仮想通貨
過去に仮想通貨は失敗して大損しています。口座にいくらか残っているか確認してみたらビットコインとイーサリアムの残骸が今のレートで100万円分ぐらい残っていました。めちゃくちゃやられていた時には10万円もないぐらい使い果たした感じだった記憶だけどなぁ。ピークよりは安いけど仮想通貨上がってきてますね。
・国内賃貸不動産
色々組み替えして今は築古のアパート3棟だけになって、さらに一棟は売却が決まっています。今後2棟は法人名義に変更していきます。
・日本の高配当株式
アパートの売却で残こったお金は全額ここに20銘柄ぐらいに分散して投資する予定です。
・ランドクルーザー
車が投資とは言わないかもしれませんが完全に投資になる車だと思っています。今も所有していますが新型も注文中です。4年待ちと言われていますが💦タイミングによっては買ったより高く売却できることもあります。
・太陽光発電所 法人に2基所有させています。
こんな感じに分散しています。自分の場合はなんか動かしたくなってしまうのでずっと同じところに置いておけないのが無駄だなぁと思いつつやっちゃうんですよねー
投資方針がブレてんじゃない?動かす手間と手数料が無駄。とか思ってしまうこともあります。そう思われますよね😓
でも楽しくできることも大切。
効率ばかり考えてもつまらない。
世の中は常に変化している。
だからいつも考えて投資先を変えていくのは悪くない、これでいいんだと自分を擁護する言葉を自分自身にかけています💦
グレートリセットが起きるたら最悪全てなくなってしまうかもしれませんよ。
もしそうなったとしても大丈夫な投資先があります。
それは自己投資です。
やっぱり自己投資が一番いいと言うことになりなす。
いつも同じことを言ってますけどね。
絶対負けない投資先です。
知識、スキル、経験は複利運用になっています。
何があっても生きていけるように自分を鍛えましょう。
僕もこれでビジネスの勉強しています。もしよかったら下のリンクから
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